年会費制オフィシャルファンクラブ

今号の表紙は、昨年末に開催された『福山☆冬の大感謝祭 其の十九』のライブショット。映画『マチネの終わりに』の中で福山さん自身が演奏したメインテーマ楽曲「幸福の硬貨」を、ステージ上で生披露した際のカット。クラシックギター1本だけで、それまでの熱狂とは対極にある、静かなる興奮の世界を作り上げた福山さん。その緊張感が伝わってくる表紙になっています。

表紙をめくると、そこはもう「30周年イヤー」。3月の横浜アリーナの「序」から始まるメモリアルイヤーのスタートにあたり、福山さんの“年頭のことば”が記されています。9月の長崎・稲佐山でのライブのチケット先行案内も掲載していますので、お見逃しなく。

巻頭の特集は、もちろん『福山☆冬の大感謝祭 其の十九』。ライブを実際に観たあなたも、観られなかったあなたも、きっと想像力を掻き立てられる、強烈な印象を残す写真をたっぷり掲載しています。ライブレポートのほか、読み物としては、7公演の中から選りすぐったトークを集めた「MCセレクション」を掲載。そして「SCENES FROM BACKYARD」と題して、楽屋でマッサージを受ける福山さんの様子や食事メニューを紹介しています。

続いての特集は、稲佐山での5年ぶり4回目ライブ開催に向けて、過去3回のレジェンドステージを誌面で再現した「聖地・稲佐山ライブ伝説」。2000年、2009年、2015年のライブの詳細を当時の空気感をリアルに伝えるステージ写真ともに掲載。今年の稲佐山ライブに向けて早くも気持ちが高まっていくはずです。

福山さんと荘口彰久さんの「地底人ラジオ」の爆笑トークを活字化した「紙のラジオ」。人工知能や人工脳といった科学の最先端ニュースについて真剣に語り合った2人が、最後に選んだのは……やっぱりシモイ話。この振れ幅の大きさを含めてお楽しみください！

19回目となる連載「F’s RARE GUITARS」は、「決して扱いやすくはないけれど、唯一無二の魅力」を持ったグレッチのギターを2本紹介。福山さんが「魔性のギター」と表現するグレッチの「ハマったら抜けられない」理由が語られます。

「福ものがたり」は、福山さんの心と身体にしっくり馴染んで、「どうしても手放せないもの」が登場。30年近く使い続けてきた、擦り切れたバスタオルとスウェットパンツの物語です。福山さんの汗と涙と歴史が詰まったこの2つのアイテムは、将来、もし福山雅治資料館（！）ができたら、きっと展示されるはず？

BROS.125号、隅から隅までお楽しみください！